1月取扱量の詳細
Port of Los Angeles(ロサンゼルス港)は2025年1月に81.2万TEU(Twenty-foot Equivalent Unit)を処理し、前年同月比で12%の減少となった。特に注目すべきは輸出貨物の落ち込みで、月間取扱量は過去3年間(約36ヶ月)で最低水準を記録した。
関税不確実性の影響
米国の関税政策をめぐる不確実性が長引いており、荷主企業の輸出判断に慎重姿勢が広がっている。特に対中国・対アジア向け輸出において、関税率の変動リスクを懸念した出荷控えや様子見の動きが顕著になっている。この傾向は1月単月にとどまらず、第1四半期全体の物量見通しにも影を落としている。
北米西岸航路への波及
ロサンゼルス港は北米西岸の主要ゲートウェイであり、同港の取扱量減少はトランスパシフィック航路全体の需給バランスに影響を与える。船社各社の配船計画や運賃戦略の見直しが予想される局面となっている。