LA港輸出量が大幅減少
Port of Los Angeles(ロサンゼルス港)の2025年1月の輸出量は前年同月比8%減少し、約3年ぶりの低水準を記録した。トランプ政権の関税政策による米中貿易戦争の激化が主要因となっている。
大豆輸出が80%急減
特に深刻なのは農産物輸出で、対中大豆輸出は80%減少した。中国による報復関税(retaliatory duties)が米国農家に直接的な打撃を与えている形だ。大豆は米国の主要輸出品目であり、LA港経由のバルク貨物(bulk cargo)量にも大きく影響している。
Transpacific航路への影響
輸出量減少は太平洋横断航路(Transpacific trade lane)の荷動きに直結する。USWC(米国西岸)諸港からアジア向けの輸出コンテナ貨物減少は、往航(westbound)の船腹稼働率低下を意味し、運賃構造にも影響を及ぼす可能性がある。バックホール(backhaul)の採算性悪化は、結果として復航(eastbound)運賃にも波及する恐れがある。