DHLが業界の脱炭素化取り組みを評価

DHLは2025年版「GoGreen Carrier Evaluation(キャリア環境評価)」を発表し、航空・海運業界が燃費効率の改善段階から、持続可能燃料を活用した実質的な排出削減へと移行していることを明らかにした。

持続可能燃料の採用状況

評価に参加した航空会社23社のうち87%がSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)を採用している。海運会社14社については、SMF(Sustainable Marine Fuel:持続可能な海上燃料)の採用率が100%に達した。これは業界全体が脱炭素化に向けて具体的な行動段階に入ったことを示している。

最高評価獲得キャリアも

評価対象となったキャリアの中で、トップパフォーマーは「Outstanding(卓越)」の評価を獲得した。評価基準には従来の燃費効率だけでなく、代替燃料の実使用量、排出削減目標の達成度、透明性のある報告体制などが含まれている。

北極海航路の環境配慮も評価対象に

また、今回の評価では北極海航路(Arctic shipping)における環境配慮も考慮されており、業界の環境意識の高まりが反映された形となっている。