域内アジア航路の運賃が採算割れ水準に
Intra-Asia(域内アジア)航路の海上運賃が、船社(carriers)にとってほぼ採算が取れない水準まで下落している。通常であれば荷動きが鈍化する中国の旧正月(Chinese New Year)時期にもかかわらず、船社各社は capacity(輸送能力)の追加投入を続けている状況だ。
供給過剰が運賃下落を加速
The Loadstar の報道によれば、運賃は「spiralling(螺旋状に下落)」している状態で、船社の収益性は著しく悪化している。需要の低迷期にもかかわらず capacity を追加する船社の戦略は、市場シェア確保を優先したものと見られるが、業界全体の収益環境をさらに悪化させる要因となっている。
春節時期の異例の増便
通常、春節期間中は中国発の貨物量が減少するため、船社は減便やブランクセーリング(Blank Sailing:欠航)で供給調整を行うのが一般的だ。しかし今年は、各船社が市場での存在感を維持するために capacity 投入を継続しており、需給バランスの改善が見込めない状況となっている。