最高裁判決後の新たな輸入規制手段

米最高裁判所(Supreme Court, SCOTUS)がトランプ前大統領の緊急関税を違法と判断したことを受け、トランプ氏はコンテナ輸入に対する手数料賦課を通じて税収を確保する方策を検討している可能性があるとFreightWavesが報じた。

港湾手数料が「秘密兵器」に

従来の関税(Tariff)とは異なり、港湾手数料(Port Fees)という形態を取ることで、司法判断で違法とされた緊急関税の法的制約を回避できる可能性がある。この手法は実質的に輸入コンテナ1本あたりに課金する仕組みとなり、FEU/TEU単位での追加コストとして機能する。

物流コストへの影響

実施された場合、米国主要港湾(Los Angeles, Long Beach, New York/New Jersey等)に入港する全コンテナ貨物が対象となる可能性が高い。これはTHC(Terminal Handling Charge)やWharfage(埠頭使用料)とは別の新たなコスト項目として、最終的に荷主に転嫁されることになる。