太平洋航路で3月GRI実施

The Loadstarが報じたところによると、船社各社は2026年3月1日からトランスパシフィック航路で一斉にGRIを実施する。トランプ政権の関税政策をめぐる混乱が続く中、荷主の出荷動向が不安定化しており、船社は運賃水準の維持を図る構えだ。

10%グローバル関税が市況に影響

米最高裁判決後に10%のグローバル関税が実施される見通しとなっており、荷主側では関税適用前の駆け込み出荷の動きが出ている。The Loadstarによると、この需要変動が運賃交渉に影響を与えており、船社は値上げの好機と捉えている。

CMA CGMが追加料金を導入

Container Newsが報じたところによると、CMA CGMは3月1日から西地中海港から米東岸向け乾貨物に20フィートコンテナあたり250米ドルの追加料金を導入する。同社は複数の航路で料金調整に踏み切っており、インドなど複数市場からの輸送にも緊急追加料金を設定した。

日本発着貨物への波及懸念

太平洋航路全体で運賃上昇圧力が強まる中、日本発着のコンテナ貨物にも影響が波及する可能性がある。関税政策の不透明感が続けば、荷主の出荷計画変更や在庫調整が長期化し、運賃市況の変動が続く見通しだ。フォワーダー各社は荷主との料金交渉で、政策リスクを織り込んだ条件設定を迫られている。