ホルムズ海峡で150隻が滞留、タンカー4隻被害・船員1名死亡
gCaptainが報じたところによると、イスラエル・米国がイラン施設への軍事攻撃を実施した結果、ホルムズ海峡経由の石油・ガス輸送が中断された。攻撃によりタンカー4隻が被害を受け、船員1名が死亡。海峡には150隻の商船が足止めされた状態となった。また、オマーン湾では別途5隻がミサイル・ドローン攻撃を受けたとgCaptainは伝えている。カタールはLNG出荷に対し不可抗力を宣言した。
Hapag-LloydがWRS導入と喜望峰への迂回を決定
Container Newsが報じたところによると、Hapag-Lloydは上部湾・アラビア湾・ペルシャ湾向けの貨物を対象に、安全保障上の理由と輸送上の支障を根拠として戦争リスク追加料金(WRS)を新設した。さらに同社は、中東の安全保障情勢の悪化とバベルマンデブ海峡の軍事緊張を理由に、IMXサービスのスエズ運河経由航行を中止し、喜望峰経由へ迂回することを決定した。
The Loadstarによると、Hapag-Lloydはペルシャ湾域内で複数隻が足止めされており、その積載量は中程度の二桁千TEU規模に上る。同社CEOはブッキング制限の可能性にも言及しているという。
複数船社がサービス停止と料金改定を実施
The Loadstarが報じたところによると、MaerskをはじめとするHapag-Lloyd以外の船社も、ホルムズ海峡経由サービスの停止・キャンセル、紅海航行計画の変更、WRS導入を相次いで実施している。タンカー市場においても、gCaptainが伝えるとおり、石油スーパータンカー事業体がペルシャ湾原油輸送のチャーター料金引き上げを要求しており、コスト上昇圧力が生じている。