ホルムズ海峡で攻撃、主要船社が予約停止
AJOTが報じたところによると、ホルムズ海峡においてコンテナ船への攻撃が発生し、主要船社が中東向け予約受付を停止、港湾運営も中断に追い込まれた。
Container Newsによると、Evergreen Marine Corporationは中東地域の治安情勢悪化を受け、バーレーン、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビア(ジェッダ除く)、イラク(ウンム・カスル港経由)への新規予約を即時停止した。湾岸主要港のほぼ全域が対象となり、中東向け貨物の手配が事実上困難な状況となっている。
MSCが緊急戦争追加料金を導入
Container Newsが報じたところによると、MSC Mediterranean Shipping Companyはホルムズ海峡およびバベルマンデブ海峡経由の複数航路に対し、緊急戦争追加料金を導入した。危険水域の拡大が附加金設定の直接的な根拠となっており、荷主側にはコスト増の転嫁が避けられない情勢だ。
クウェート沖タンカー爆発、緊張が湾岸全域に波及
gCaptainが報じたところによると、クウェート沖に停泊していたタンカーで火曜夜遅くに大規模爆発が発生し、その後小型船舶が現場から離去した。ホルムズ海峡にとどまらず、ペルシャ湾内部にまで脅威が及んでいることを示す事案であり、湾岸全域の海上保安状況の悪化が鮮明になっている。
不可抗力条項と傭船契約リスクへの対応
The Loadstarによると、複数の船社が先週後半以降、顧客向け通知に不可抗力条項を記載し始めた。多くの荷主がこの条項の存在を見落としていた実態が指摘されており、予約済み貨物であっても船社側が運送責任を免れる根拠となりうる。
BIMCOはペルシャ湾、オマーン湾、南紅海、インド洋での治安リスク上昇に伴い、傭船契約見直しに関する戦争リスク指針を発行した。VOYWAR 2025、CONWARTIME 2025といった最新の契約ひな形への対応が求められており、傭船市場においても実務的な対応が急務となっている。Container Newsがこれを報じた。