複合運送B/L(Combined Transport Bill of Lading、CT B/L)は、2つ以上の異なる輸送手段(海上・鉄道・トラック・航空など)を用いた国際輸送において、全区間の運送責任を一人の運送人が引き受ける際に発行される書類だ。FIATA(国際フレイトフォワーダーズ協会)が制定したFBL(FIATA Combined Transport Bill of Lading)が国際的に広く利用されている。従来のPort-to-Port B/Lと異なり、荷主の倉庫から最終仕向地の倉庫まで(Door-to-Door)の一貫輸送を書類上カバーできる。L/C決済においてもUCP600第19条で複合輸送書類の受理要件が規定されており、銀行での買取が可能だ。運送人の責任範囲はネットワーク・ライアビリティ(損害発生区間の強行法規に従う)の原則が一般的に適用される。
海運
複合運送B/L
Combined Transport B/L
海上・陸上・航空など異なる輸送モードを組み合わせた複合輸送全区間をカバーするB/L。
詳しい解説
実務での使い方
中国内陸部の工場から日本の最終需要家まで、トラック→海上→トラックの複合輸送を一貫手配する場合、フォワーダーが発行するCT B/Lで全区間をカバーする。L/C決済では信用状にMultimodal Transport Documentの受け入れが明記されていることを確認し、積地・揚地ではなく受取地・引渡地の記載に注意する。