グリーンシッピングは、IMOが2023年に採択した改訂GHG削減戦略(2030年までに2008年比20〜30%削減、2050年頃ネットゼロ)を中核に、海運の脱炭素化を推進する包括的な取り組みである。具体的にはLNG・メタノール・アンモニア・水素等の代替燃料への転換、風力推進補助装置(ローターセイル等)の導入、岸壁電力供給(コールドアイロニング)の整備、デジタル技術を活用した航海最適化が含まれる。Maersk、CMA CGMなどの大手船社はメタノール二元燃料船の大量発注を進めており、2025年以降に順次就航している。荷主サイドでもScope 3排出量の算定・開示が求められるようになり、グリーン航路の選択やカーボンオフセットの需要が拡大している。