THCはTerminal Handling Chargeの略で、港湾ターミナルにおけるコンテナの荷役・蔵置に要する費用をカバーするサーチャージである。コンテナ1本あたりの定額で課され、日本の主要港では20ftコンテナで約3万〜3.5万円、40ftで約4.5万〜5.5万円が標準的な水準となっている。積地側で発生するものをOTHC、揚地側で発生するものをDTHCと区別する場合もある。インコタームズ上、THCの負担区分は取引条件により異なり、FOB条件では積地THCは売主負担、CIF条件では揚地THCが買主負担となるのが原則だ。港湾の自動化投資や人件費上昇に伴い、THCは長期的に上昇傾向にある。
海運
THC(ターミナルハンドリングチャージ)
Terminal Handling Charge
コンテナターミナルでの荷役作業(本船への積卸し、ヤード内の移動・保管)に対して課される料金。積地・揚地の双方で発生する。
詳しい解説
実務での使い方
運賃見積もりでOcean Freightとは別にTHCが計上されるため、FOBやCIF条件での費用按分を正確に把握しておく必要がある。特にLCL貨物ではCBMあたりのTHC換算も重要だ。