Flexportの戦略転換
デジタルフォワーダー大手のFlexportは、デミニミス(de minimis)規制の変更が越境EC物流フローを再編する中、航空貨物戦略を大幅に見直している。同社は航空機への直接的なエクスポージャー(exposure、リスク露出)を削減し、柔軟なキャパシティ調達モデルへ移行する方針を明らかにした。
デミニミス規制変更の影響
米国では現在、800ドル以下の輸入品に対する関税免除措置(デミニミス制度)の見直しが議論されている。この制度変更により、中国からの低価格EC商品を中心とした越境物流の流れが大きく変わる見込みだ。特にShein、Temu等の中国系ECプラットフォームが活用してきた小口輸送モデルに影響が出ると予想される。
柔軟なキャパシティ戦略への転換
Flexportは固定的な航空機チャーターや長期契約から、需要変動に応じて調整可能なスポット調達やブロックスペース契約を重視する方針へ転換。規制変更による需要の不確実性が高まる中、固定費削減とリスク分散を図る。この戦略シフトは、EC物流市場の急激な変化に対応するためのものだ。