パナマ最高裁の違憲判決
パナマ最高裁判所は、香港のコングロマリットCK Hutchison Holdings(長江和記実業)がパナマ運河の大西洋側と太平洋側の両端で運営する2つのコンテナターミナルに関するコンセッション契約(concession)を違憲と判断した。
CK Hutchisonの対応
この判決を受け、CK Hutchisonは即座にパナマ政府に対し仲裁手続き(arbitration proceedings)を開始した。同社は世界最大級のターミナルオペレーターの一つであり、パナマ運河両端という戦略的要衝の港湾資産を保有している。
南北アメリカ大陸の港湾投資への影響
物流専門家のWolfgang Lehmacher氏は、この事案を「パナマの港湾ショック」と表現し、新興法理論(emerging doctrines)が南北アメリカ大陸全体の港湾投資環境をどう再編するかを示すテストケースになると指摘している。この判決は、外国企業による長期インフラ投資の法的安定性に疑問を投げかけるものとなっている。