実重量(Actual Weight / Gross Weight)は、貨物本体に加えて梱包材・パレット・緩衝材など輸送時の全包装を含む実測重量を指す。航空貨物においては、航空会社やフォワーダーの上屋に搬入した時点で計量され、AWB(航空運送状)に記載される重量がこの実重量だ。荷送人が事前申告した重量と上屋での計量値に差異がある場合、実測値が優先される。IATAの規定では、重量は0.5kg単位で切り上げるのが原則だ。実重量が容積重量を上回る貨物は「重量貨物(Heavy Cargo)」と呼ばれ、鉄鋼製品・機械部品・自動車部品などが該当する。逆に容積重量が上回る「容積貨物(Light Cargo)」と組み合わせて混載することで、ULDの重量・容積の両方を効率的に活用する手法は、混載業者の収益性を左右する重要なスキルだ。
航空
実重量
Actual/Gross Weight
貨物そのものと梱包材を含めた実際の総重量。容積重量と比較し、大きい方が賃率適用重量として運賃計算に用いられる。
詳しい解説
実務での使い方
フォワーダーへのブッキング時には梱包込みの実重量を申告する。搬入後に計量差異が出ると運賃が再計算されるため、社内で事前計量を行い、誤差を±1%以内に収めることが望ましい。