航空貨物ターミナル(上屋)は、航空貨物の地上側ハンドリングの中核施設だ。日本では成田国際空港に約10棟、関西国際空港に約5棟のターミナルが稼働しており、航空会社系(キャリア上屋)とフォワーダー系(代理店上屋)に大別される。施設内には輸出貨物の受付カウンター、X線検査装置、危険品保管庫、定温保管室、ULDビルドアップエリア、輸入貨物の仕分けスペースが配置されている。成田空港では、輸出貨物は原則として出発の3〜6時間前までに搬入(カットオフタイム)する必要がある。ターミナルの運営効率は空港全体の貨物処理能力を左右するため、近年はAGV(自動搬送車)やAI仕分けシステムの導入が進む。NCA(日本貨物航空)の上屋やWFS(Worldwide Flight Services)など国際的なハンドリング会社が複数空港で事業展開している。
航空
航空貨物ターミナル
Air Cargo Terminal
空港に隣接し、航空貨物の受託・仕分け・保管・通関・ULDへの積み付けを行う施設。「上屋」とも呼ばれる。
詳しい解説
実務での使い方
輸出貨物を成田空港経由で出荷する場合、利用する航空会社の指定上屋にカットオフタイムまでに搬入する。混載貨物はフォワーダーの自社上屋でビルドアップ後、航空会社の上屋に完成ULDとして引き渡す流れが一般的だ。