航空混載は、小口航空貨物を低コストで輸送するための主要手段だ。混載業者(コンソリデーター)は航空会社からULD建てやボリュームコミットメントで低レートのスペースを確保し、複数荷主の貨物を集約してMAWB(マスターAWB)1件として引き渡す。各荷主にはHAWB(ハウスAWB)が発行される。仕向地では混載業者の現地代理店(デコンソリデーター)がMAWBで貨物を受け取り、HAWBごとに仕分けて各荷受人に引き渡す。日本発の主要仕向地(上海・バンコク・ロサンゼルス等)では、大手フォワーダーが週5便以上のコンソリスケジュールを組んでおり、直行便利用の場合は翌日〜翌々日到着が標準だ。混載のメリットは運賃の安さだが、他荷主の貨物との兼ね合いで出発便が変更になるリスクや、デコンソリ作業によるリードタイム延長がデメリットとなる。