航空運賃(Air Freight)は、航空貨物輸送における運送費用の基本要素で、一般的に1kgあたりの単価(レートパーキロ)で設定される。運賃体系はIATAが規定するGCR(一般貨物運賃率)とSCR(品目分類運賃率)に大別され、実務上はフォワーダーと航空会社間のスペース契約に基づく個別レートが適用される。運賃の計算基準は賃率適用重量(Chargeable Weight)で、実重量と容積重量の大きい方が採用される。重量ブレークポイントと呼ばれる閾値(45kg、100kg、300kg、500kg、1,000kg等)を超えるごとに単価が下がるため、ブレークポイントのすぐ上の重量で計算したほうが総額が安くなる「ブレーク」と呼ばれる逆転現象が起きることがある。基本運賃のほかにFSC(燃油サーチャージ)、SCC(保安サーチャージ)、AWC(航空運送状手数料)が別建てで加算される。
航空
航空運賃
Air Freight
航空貨物の輸送に対して課される運賃の総称。基本運賃に加え、燃油サーチャージや保安サーチャージなどの付帯料金で構成される。
詳しい解説
実務での使い方
フォワーダーから見積もりを取得する際は、基本運賃(レートパーキロ)に加え、FSC・SCC等のサーチャージ込みの総額で比較する。ブレークポイントを活用し、実重量95kgの貨物を100kg建てで計算するほうが安くなるケースがある。