バラスト水管理条約は2004年に採択、2017年9月に発効した。船舶が積地で取り込んだバラスト水に含まれる外来種が揚地の海洋生態系を脅かす問題に対処するもので、全ての国際航海船舶にバラスト水処理の義務を課す。規制基準はD-1基準(外洋でのバラスト水交換)からD-2基準(排出水中の生物量の上限値適合)への移行が段階的に進められ、2024年9月以降は原則として全船がD-2基準に適合するバラスト水処理装置(BWMS)を搭載しなければならない。BWMSの種類はUV照射方式、電解方式、フィルター+薬剤方式など多岐にわたり、装置の搭載費用は船舶1隻あたり100万〜500万ドル程度と見積もられている。