CICはContainer Imbalance Chargeの略で、世界の貿易構造上、特定の航路で輸出入量に大きな偏りがあることから発生する空コンテナの再配置(リポジショニング)コストを補填する料金である。たとえばアジアから北米・欧州への東航は満載に近い一方、復航は空コンテナが多くなる。この不均衡により年間約1億TEU規模の空コンテナが世界中で回送されており、その費用はコンテナ1本あたり100〜600ドル程度の幅でCICとして荷主に課される。航路や時期によって金額は変動し、船社が一方的に設定・改定する性質の料金である。
海運
CIC(コンテナ不均衡チャージ)
Container Imbalance Charge
貿易の不均衡に起因する空コンテナの回送費用を荷主に転嫁するサーチャージ。輸出超過地域から輸入超過地域への空コンテナ回送コストをカバーする。
詳しい解説
実務での使い方
アジア発北米向けの見積もりではCICが加算されるケースが多い。輸出入のバランスが取れた航路では課されないこともあるため、航路ごとに運賃構成を確認することが重要だ。