混載(コンソリデーション)は、フォワーダーやNVOCCが複数荷主の小口貨物を集約し、1つの輸送単位として実運送人に引き渡す仕組みだ。航空貨物ではULD単位、海上貨物ではコンテナ単位(LCL)で混載が行われる。混載業者は運送人から大口レートでスペースを確保し、各荷主には個別のレートを提示する。その差額が混載業者の収益となり、荷主は単独で出荷するよりも低い運賃で輸送できる。航空混載の場合、混載業者はMaster AWBの下に各荷主向けのHouse AWBを発行する。仕向地ではまず混載業者の現地代理店がMAWBで貨物を引き取り、荷主ごとに仕分けてHAWBに基づき配達する流れとなる。混載のデメリットとしては、他荷主の貨物と同梱されるため、出発便の確定が遅れる場合があること、仕向地での仕分け作業分だけリードタイムが若干伸びることが挙げられる。緊急性の高い貨物や大口貨物はチャーター便やFCL(コンテナ貸切)を選択するほうが合理的だ。