コンテナ船は、20フィートや40フィートの標準コンテナを効率的に積み重ねて輸送するために設計された専用船舶だ。船倉内にセルガイドと呼ばれるレール構造を備え、コンテナを垂直に積み上げられる構造になっている。船型は積載能力によって分類され、パナマ運河を通過できるパナマックス級(約5,000TEU)、通過できないポストパナマックス級、そして24,000TEU超の超大型船(ULCV)まで幅広い。大型化は1TEUあたりの輸送コスト低減をもたらす一方、寄港可能な港湾が限られ、港湾側のクレーンや水深の対応投資も求められる。主要船社はアライアンスを組み、基幹航路でコンテナ船を共同運航してスケールメリットを確保している。冷凍コンテナ用の電源プラグ数も船ごとに上限があり、リーファー貨物の多い航路では船腹確保の制約要因となることがある。