通関レート(税関換算レート)は、外貨建てインボイスの金額を円に換算して課税価格を算定するために使用される公定レートである。関税定率法施行令第2条に基づき、税関長が毎週(原則として日曜日〜土曜日の1週間)適用する換算レートを公示する。基準となるのは公示の前々週における外国為替市場の平均レートで、主要通貨(米ドル・ユーロ・人民元等)のほか約50通貨のレートが公示される。通関レートは市場レートと若干のタイムラグがあるため、円高局面では通関レートが市場レートより円安となり課税価格が高くなる場合がある。逆に円安局面では課税価格が低くなるケースもあり、為替変動の激しい時期には輸入コストの見積もりに影響する。