デミニミスルール(僅少の非原産材料規定)は、関税分類変更基準を満たさない少量の非原産材料が含まれていても、その割合が製品のFOB価格の一定比率以下であれば原産品として認める救済規定である。CPTPPでは原則10%、RCEPでも10%が基準となっている。繊維製品については重量基準で10%とする協定もある。この規定がない場合、微量の非原産添加剤や部品のためにCTCルールを満たせず特恵税率が適用できないという不合理が生じるため、実務上極めて重要な規定である。ただし、農産品や一部の化学品ではデミニミスの適用が除外される品目もあるため、品目別規則の確認が必要となる。