容積重量(Dimensional Weight / Volume Weight)は、軽量だがかさばる貨物の運賃を適正化するために導入された計算上の重量概念だ。航空貨物では「縦cm×横cm×高さcm÷6,000」の算式が国際的に定着しており、6,000cm³あたり1kgに換算される。この換算率はIATAの推奨値に基づくもので、一部航空会社やフォワーダーは5,000cm³=1kgを適用する場合もある。海上輸送のレベニュートン(1m³=1,000kgまたは1CBM=1トン)と比較すると航空は容積に対して格段に厳しい基準だ。発泡スチロール製品や大型電子機器の梱包材など、密度の低い貨物は容積重量が実重量の2〜3倍になることも珍しくない。梱包設計の段階でデッドスペースを最小化し、容積重量を抑制することが航空運賃削減の基本戦略となる。
航空
容積重量
Dimensional Weight
貨物の外寸(縦×横×高さ)から算出する計算上の重量。航空輸送では6,000cm³=1kgの換算率が国際標準として用いられる。
詳しい解説
実務での使い方
輸出梱包の仕様書を作成する段階で、各梱包の外寸から容積重量を試算し、実重量と比較する。容積重量が実重量を大幅に上回る場合は、梱包材の変更や段ボールのダウンサイジングによって容積重量を削減できないかを検討する。