ドキュメントカットオフ(Doc Cut-off)は、B/L指図書(Shipping Instruction / S/I)やマニフェスト情報などの船積み書類を船社に提出する最終締切日時だ。CYカットオフとは独立して設定され、通常はCYカットオフと同日またはその翌日に設定される。船社はドキュメントカットオフまでに受領した情報をもとにB/Lを作成し、マニフェストを仕向国の税関に事前送信(AMS / ENS / AFR等)する。期限までに書類が提出されない場合、B/Lの発行遅延や積載拒否のリスクがある。特に米国向け輸出ではAMS(Automated Manifest System)の24時間ルールにより、積港出港の24時間前までにマニフェスト情報を米国税関(CBP)に送信する義務があるため、ドキュメントカットオフは厳格に運用される。EUのENS(Entry Summary Declaration)も同様の事前申告制度だ。
海運
ドキュメントカットオフ
Documentation Cut-off
B/Lやマニフェストなどの船積み書類の提出締切日時。CYカットオフとは別に設定される。
詳しい解説
実務での使い方
輸出の船積み手続きでは、ドキュメントカットオフの日時をブッキング確認時に必ず把握し、S/I(シッピングインストラクション)の提出を余裕をもって完了させる。記載内容の修正はカットオフ後も可能な場合があるがアメンドフィーが発生するため、初回提出時の正確性が重要だ。AMS対象の米国向け貨物では24時間ルールの遵守が義務付けられている。