EBSはEmergency Bunker Surchargeの略で、原油市場の急変動やBAFの改定サイクルでは対応しきれない急激な燃料費上昇に対し、船社が緊急措置として導入するサーチャージである。2022年のウクライナ情勢に伴う燃料価格高騰時にはアジア発着の複数航路でEBSが発動された。通常30日前の事前通知をもって導入・撤廃され、BAFとは別建てでコンテナ1本あたりの定額で課される。あくまで一時的な措置である点がBAFと異なるが、実務上は長期化するケースもあり、荷主にとってはコスト予測を困難にする要因となる。