FCLはコンテナ輸送の基本形態のひとつで、20フィートまたは40フィートコンテナを1荷主が丸ごと使用する。荷主の倉庫やCY(コンテナヤード)でバンニング(積み込み)を行い、仕向地のCYまで封印されたまま輸送されるため、他の荷主の貨物と混ざることがない。積み替えや仕分けの工程が不要な分、LCLに比べて輸送中の破損・紛失リスクが低く、リードタイムも短い傾向にある。運賃はコンテナ1本単位で計算され、貨物量が多いほど1トンあたりのコストは下がる。一般に、貨物量が10〜18CBM前後を超えるとLCLよりFCLのほうが割安になりやすいが、航路・時期・フォワーダーの料率によって損益分岐点は変動する。