フィーダーサービスは、大型コンテナ船が寄港するハブ港(トランシップメント港)と、大型船が直接入港できない地方港や中小規模港を結ぶ支線輸送だ。1,000〜3,000TEU級の小型コンテナ船やバージ(はしけ)が用いられ、ハブ・アンド・スポーク方式の海上輸送ネットワークを構成する。東南アジアではシンガポール港、欧州ではロッテルダム港やピレウス港がフィーダー貨物のハブとして機能している。日本の地方港(博多・四日市・苫小牧など)から釜山港を経由して基幹航路に接続するフィーダーサービスは、日本発着貨物の重要な輸送手段だ。フィーダー区間の追加所要日数とコストは荷主にとって物流設計上の考慮事項となるが、基幹航路の直航便と比較して頻度が高い場合もある。
海運
フィーダーサービス
Feeder Service
基幹航路のハブ港と地方港を結ぶ支線輸送サービス。小型船でコンテナを集配する役割を担う。
詳しい解説
実務での使い方
地方港に近い工場から輸出する場合、神戸や東京港まで陸送するよりも最寄りの地方港から釜山経由のフィーダーサービスを利用するほうがリードタイムとコストの両面で有利なケースがある。フォワーダーにフィーダー区間のスケジュールとトランジットタイムの確認を依頼し、全体の所要日数を把握する。