食品衛生法に基づき、全ての輸入食品は厚生労働省(検疫所)への届出が義務付けられる。輸入届出は通関前に行い、書類審査・検査命令・モニタリング検査のいずれかの対象となる。残留農薬はポジティブリスト制度(2006年導入)により一律基準0.01ppmが適用され、基準値を超えた場合は廃棄または積戻しとなる。2021年6月にはHACCP(危害要因分析重要管理点)に沿った衛生管理が全食品事業者に義務化された。違反事例が多い国・品目は「検査命令」対象となり、全ロット検査が課される。検査結果判明まで貨物は搬出できず、リードタイムが数日〜2週間延びる場合がある。
規制
食品衛生法
Food Sanitation Act
食品・添加物・器具・容器包装等の安全性を確保するための日本の法律で、輸入食品にも厳格な検査基準を適用する。
詳しい解説
実務での使い方
中国から加工食品を輸入する際、検疫所に食品等輸入届出書を提出する。過去に違反歴のある品目は検査命令の対象となるため、事前に厚労省の「輸入届出における届出・sinsa情報」で最新の検査命令リストを確認し、通関スケジュールに検査期間を織り込む。