外為法は1949年に制定され、1998年の改正で原則自由化された。現在は安全保障貿易管理の根拠法として中核的な役割を担い、輸出管理(第48条:貨物の輸出許可、第25条:技術提供の許可)の法的基盤となっている。2022年の改正では、安全保障上重要な技術の流出防止を強化する「みなし輸出管理」の明確化が実施され、日本国内における外国の影響下にある居住者への技術提供も管理対象に含まれた。また、対内直接投資の事前届出制度(第27条)により、安全保障上重要な業種への外国資本の投資も審査対象となる。違反時の罰則は最高10年以下の懲役・3,000万円以下の罰金(法人は10億円以下)である。
規制
外為法(外国為替及び外国貿易法)
Foreign Exchange and Foreign Trade Act
対外取引の正常な発展と国際収支の均衡、安全保障を目的とした日本の基本法で、輸出入管理・資本取引規制の根拠となる。
詳しい解説
実務での使い方
海外への技術供与や設計図面の提供を行う際、外為法第25条の役務取引許可が必要かを確認する。社内の輸出管理規程に基づき該非判定を実施し、許可が必要な場合は経済産業省へ申請する。