貨物専用機(フレイター)は、メインデッキ(上部甲板)とロワーデッキ(下部貨物室)の両方を貨物搭載に充てられるため、旅客機のベリー(下部貨物室のみ)と比較して大幅に高い搭載能力を持つ。代表的な機種はBoeing 747-8F(搭載量約137トン)、Boeing 777F(約102トン)、Airbus A330-200F(約70トン)だ。大型フレイターのメインデッキには機首部分のノーズドア(747F)やサイドドアから大型パレットを直接搬入でき、自動車・産業機械・航空エンジンなど旅客機では搭載不可能な超大型貨物にも対応する。世界のフレイター運航便数はコロナ禍での旅客便減少を受けて急増し、2024年時点で約2,400機が稼働している。日本ではNCA(日本貨物航空)が747-8Fを運航してきたが、ANAグループへの統合が進行中だ。