FTAはFree Trade Agreementの略で、締約国間の関税や非関税障壁を段階的に撤廃し、貿易の自由化を図る国際協定である。WTO(世界貿易機関)の最恵国待遇原則の例外として認められており、GATT第24条に基づき加盟国間でFTAを締結できる。代表的な事例として米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA、旧NAFTA)やASEAN自由貿易地域(AFTA)がある。日本では「EPA」の用語が主流だが、国際的にはFTAという呼称が広く使われる。FTAの利用率は年々上昇しており、製造業のサプライチェーン設計においてFTA/EPA網のカバレッジは重要な判断要素となっている。
通関
FTA(自由貿易協定)
Free Trade Agreement
二カ国以上の間で関税や数量制限などの貿易障壁を撤廃・削減することを目的とした協定。EPAよりも対象範囲が狭く、主に物品貿易の自由化を扱う。
詳しい解説
実務での使い方
東南アジアからの部品調達でASEAN-Japan CEPAを活用し、関税コストを削減する。FTA/EPA利用率は年間の輸入申告件数に対する特恵適用率で管理し、利用漏れがないか定期的にチェックする。