ガントリークレーン(Gantry Crane、橋形クレーン)は、コンテナターミナルのバースに設置され、コンテナ船への積み込み・荷卸しを行う大型荷役機械だ。正式にはSTS(Ship-to-Shore)クレーンとも呼ばれ、レール上を移動しながらブーム(腕)を船上に展開してコンテナを吊り上げる。超大型船(24,000TEU級)に対応するため、アウトリーチ(ブーム到達距離)が60m以上のメガガントリークレーンが世界の主要港に導入されている。1基あたりの荷役能力は1時間に25〜40本(ムーブ数)が目安で、1バース複数基の配置でスピードを確保する。東京港・横浜港・神戸港でも大型化に合わせた更新が進む。ヤード内でのコンテナ移動にはRTG(タイヤ式ガントリークレーン)やRMG(レール式ガントリークレーン)が使用され、STS クレーンとの連携で荷役全体の効率が決まる。