グランドハンドリング(GH)は、航空機が空港に駐機している間に行われる一連の地上作業を指し、旅客系と貨物系に大別される。貨物系GHにはULDの航空機への搭載(ローディング)と取り降ろし(アンローディング)、バルクカーゴの積み付け、危険品の特別取り扱いが含まれる。日本国内ではJALグランドサービス、ANAエアポートサービスなどの航空会社系列のほか、CKTS(中部国際空港)やスイスポートジャパンなど独立系GH会社が業務を担う。IATAのIGOM(IATA Ground Operations Manual)が国際標準の作業手順を定めており、搭載位置の重量バランス管理やULDのロック確認などは安全運航に直結する重要工程だ。近年は人手不足が深刻化しており、成田・羽田の両空港では繁忙期にGHスタッフの確保が運航スケジュールのボトルネックとなっている。
航空
グランドハンドリング
Ground Handling
空港における航空機の地上支援業務の総称。貨物の搭降載、手荷物処理、給油、機体のプッシュバックなどを含む。
詳しい解説
実務での使い方
航空会社との運送契約において、GH費用は通常運賃に含まれているが、特殊貨物(超大型・超重量・危険品)は特別ハンドリングフィーが別途請求される。チャーター便を手配する際は、目的地空港のGH能力(クレーン・リフトローダーの有無等)を事前に確認する。