ハブ・アンド・スポーク方式は航空業界でデルタ航空やFedExが導入したことで広く知られるようになった。FedExのメンフィス・ハブでは毎晩世界中から集まる貨物を深夜に仕分け、翌朝には各地へ配送する体制を敷いている。海上輸送ではシンガポール、釜山、上海などのトランシップメント・ハブ港が同様の機能を果たす。ハブ港で大型母船(マザーベッセル)からフィーダー船に積み替え、周辺の中小港へ配送する。この方式は大型船の規模の経済を活かしつつ広域カバレッジを実現するが、ハブでの積替え時間がリードタイムに加算される点、ハブの処理能力がボトルネックになり得る点がデメリットだ。