日米貿易協定は、日本側が米国産牛肉・豚肉・乳製品・ワインなどの農産品関税を段階的に引き下げ、米国側が日本産工業製品(工作機械、自転車部品、蒸気タービン等)の関税を撤廃・削減する内容である。牛肉の関税率は38.5%からCPTPP水準まで段階的に引き下げられ、最終的に9%となる。自動車・自動車部品については「さらなる交渉による」とされ、2026年時点でも追加関税削減の協議が継続中である。同時に発効した日米デジタル貿易協定では、データの自由な越境流通やソースコード開示要求の禁止などデジタル分野のルールが規定された。原産地証明は輸入者自己申告方式を採用している。
規制
日米貿易協定
Japan-US Trade Agreement
2020年1月に発効した日米二国間の物品貿易協定で、農産品と工業製品の関税削減を主な内容とする。
詳しい解説
実務での使い方
米国産牛肉を輸入する際、日米貿易協定の特恵税率を確認し、CPTPP税率との有利な方を選択して適用する。セーフガード発動基準数量にも注意し、年度内の輸入量が基準を超えた場合の税率上昇リスクを事前に試算する。