複合一貫輸送(Multimodal Transport)は、発地から着地まで複数の輸送モードを組み合わせながら、単一の運送人が一貫した責任を負う輸送形態である。NVOCCやフォワーダーが複合運送人(MTO)として複合運送船荷証券(Multimodal Transport B/L)を発行し、全区間の運送責任を引き受ける。1980年の国連国際複合運送条約が国際的な法的枠組みを提供するが未発効であり、実務上はICCの複合運送書類統一規則やFIATA複合運送B/Lが広く使われている。中国〜欧州間の鉄道輸送(中欧班列)の伸長に伴い、海上+鉄道の組み合わせによる複合輸送の選択肢が広がっている。