海上運賃は、コンテナ単位(FCL)または容積・重量単位(LCL)で算出され、基本運賃(ベースレート)に燃料調整係数(BAF/EBS)、通貨変動調整係数(CAF)、ターミナルハンドリングチャージ(THC)などのサーチャージが加算される。FCLの場合は20フィート・40フィートコンテナ単位で提示されるのが標準で、LCLではCBM(立方メートル)あたりまたはトンあたりの高いほうが適用される。運賃水準は航路の需給バランスに大きく左右され、SCFIやFBXなどのスポット運賃指数が市況の指標となる。大口荷主は船社と年間契約(サービスコントラクト)を締結し、スポット市況より安定した運賃を確保する。2020〜2022年のコンテナ船運賃高騰ではアジア〜欧米航路のスポットレートが通常の10倍以上に達し、運賃の変動リスク管理の重要性が改めて認識された。
海運
海上運賃
Ocean Freight
船社が海上輸送の対価として荷主に課す運賃。基本運賃と各種サーチャージで構成される。
詳しい解説
実務での使い方
フォワーダーから提示された見積もりでは、海上運賃の内訳(ベースレート+各サーチャージ)を個別に確認することが重要だ。GRI(一般運賃値上げ)の発効日前にブッキングを確定することで、値上げ前の運賃を適用できる場合がある。