ピボットウェイト(Pivot Weight)は、航空貨物のULD建て運賃(パレットレート/コンテナレート)の料金体系における基準重量だ。航空会社はULD1台あたりの基本料金を設定し、その中に含まれる重量上限をピボットウェイトとして定める。例えばLD-3コンテナのピボットウェイトが300kgに設定されている場合、300kg以内であれば定額料金で輸送でき、301kg以上の超過分には1kgごとの超過レート(Over Pivot Rate)が課される。ピボットウェイトの設定値は航空会社・区間・季節により異なり、通常はULDの構造上の最大積載重量より低く設定される。フォワーダーにとっては、ピボットウェイトを最大限活用して混載の積み合わせを最適化することが収益確保の要となる。軽量貨物と重量貨物を組み合わせ、ピボットウェイトぎりぎりまで積載するのが理想だ。
航空
ピボットウェイト
Pivot Weight
ULD建て運賃において、基本料金に含まれる上限重量。この重量を超過した分には1kgあたりの超過料金が加算される。
詳しい解説
実務での使い方
ULD建てでの見積もり時は、ピボットウェイトと超過レートの両方を確認する。300kgピボットで基本運賃15万円・超過レート200円/kgの場合、積載重量350kgなら総額16万円(15万+200円×50kg)となり、キロ建てレートとの比較で有利な方を選定する。