PODはPort of Dischargeの略で、海上輸送における貨物の最終荷揚げ港を指す。B/Lに記載される重要情報であり、PODの所在地が輸入通関の管轄税関を決定する。CIF条件では売主がPODまでの運賃・保険料を負担し、DAP/DDP条件ではPODからさらに内陸の仕向地まで売主の責任が及ぶ。PODの選定は内陸配送コスト、通関手続きの効率性、港湾の混雑度などを総合的に勘案して決まる。日本への輸入では東京・横浜・名古屋・大阪・神戸が主要PODだが、最終仕向地に近い地方港をPODとすることでドレージコストを削減できる場合もある。