シッピングマーク(荷印・ケースマーク)は国際輸送における貨物識別の基本手段であり、通常は(1)荷受人略称またはイニシャル(Main Mark)、(2)仕向港名、(3)ケース番号(Counter Mark)、(4)原産国表示で構成される。B/L、インボイス、パッキングリストなど船積書類上のマークと実際の貨物のマークが一致していることが大前提であり、不一致があると仕向地での引取りにトラブルが生じる。L/C(信用状)決済ではマークの不一致がディスクレ(書類不備)として扱われ、銀行による買取り拒否の原因となる。混載貨物(LCL)の場合は他荷主の貨物と混在するため、明確で見やすいマーク表示が特に重要だ。危険品や取扱注意品にはISOの注意マーク(壊れ物・天地無用等)を併記する。
フォワーディング
シッピングマーク
Shipping Mark
貨物の外装に表示する荷印で、荷受人識別記号・仕向地・ケース番号などを記載して貨物の識別と仕分けを行う。
詳しい解説
実務での使い方
輸出梱包を行う際、B/Lとインボイスに記載したシッピングマークと同一の荷印を梱包の2面以上に印字する。LCL貨物ではCFSでの仕分け効率を考慮し、マークを梱包の長辺側に大きく表示し、他荷主の貨物との混同を防止する。