TACTはThe Air Cargo Tariffの略で、IATAが運営するオンラインプラットフォーム「TACT Online」を通じて航空貨物の公示運賃(タリフレート)、一般貨物運賃率(GCR)、品目分類運賃率(SCR)、および適用規則を提供している。かつては分厚い冊子体で発行されていたが、現在は電子版に移行し、リアルタイムでの更新が可能となった。TACT Rulesは出発国・到着国の規制、危険物輸送規定、ULDの取り扱いなどの共通規則を、TACT Ratesは航空会社ごとの区間運賃を掲載する。実務上、実勢運賃はフォワーダーと航空会社間の個別交渉で決まるため、TACTの公示レートは上限価格としての位置付けが強い。