WCO(World Customs Organization)は1952年にブリュッセルで設立され、2026年時点で185カ国・地域が加盟する。世界貿易の98%以上をカバーする税関当局の国際機関であり、HS条約(商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約)の管理・改正、原産地規則の統一、関税評価の標準化、AEO制度の国際的相互承認を推進している。HSコードは5年ごとに改正され(直近は2022年版)、全世界の関税分類と貿易統計の基盤となっている。改正京都規約(Revised Kyoto Convention)により税関手続きの簡素化・調和化が進められ、電子通関(Single Window)の導入促進も主要事業の一つである。