法案提出の経緯

FreightWavesの報道によれば、インディアナ州選出のJim Banks上院議員(共和党)は、トランプ大統領の一般教書演説直後にDalilah Lawと呼ばれる法案を上院に提出した。同法案は米国のトラック輸送業界に対する規制強化を目的としており、業界関係者の間では成立時の影響を懸念する声が高まっている。

運送能力への直接的影響

同法案の最大の焦点は、トラック輸送の運送能力を急激に縮小させる可能性がある点だ。FreightWavesは法案成立により運送能力が逼迫し、需給バランスが崩れることで運賃高騰につながる「スーパーサイクル」が発生するシナリオを指摘している。米国内陸部への配送を伴う貨物では、港湾からの内陸輸送コストが大幅に上昇する公算が大きい。

日本発着貨物への波及

北米向けコンテナ貨物を扱う日本のフォワーダーにとって、陸送費の高騰は海上運賃に次ぐコスト増要因となる。特にロサンゼルス港やロングビーチ港経由で内陸部のシカゴやダラスへ配送する案件では、ドレージ料金の値上げが避けられない。荷主企業は物流費全体の見直しを迫られることになる。