CPTの特徴は費用負担とリスク移転の分岐点が異なる点にある。売主は仕向地までの運賃を支払うが、貨物の滅失・損傷に対するリスクは積地で最初の運送人に引き渡した時点で買主に移る。保険の付保義務は売主にはないため、買主は自ら貨物保険を手配する必要がある。あらゆる輸送モードに対応し、海上輸送専用のCFRに対してCPTは複合輸送を含む汎用版と位置づけられる。航空貨物や鉄道輸送でも広く使われている。
フォワーディング
CPT(輸送費込み)
Carriage Paid To
売主が指定仕向地までの運送費を負担するが、リスクは積地で運送人に貨物を引き渡した時点で買主に移転する条件。
詳しい解説
実務での使い方
航空貨物でCPT成田空港と指定すれば、売主が成田までの航空運賃を負担する。保険は買主手配のため、高額貨物の場合はCIP条件への変更を検討するか、買主側で別途オープンカバーの貨物保険に加入しておくのが一般的だ。