D/A決済(Documents against Acceptance)は、D/P決済と同じ荷為替取立ての一形態だが、代金の即時支払いではなく期限付き手形の引受け(Acceptance)と引換えに船積書類が引き渡される点が異なる。輸入者は手形を引き受けた時点で書類を取得できるため、貨物の引取り後に販売代金で手形決済する資金繰りが可能となる。一方、輸出者にとっては手形期日まで代金回収が繰り延べられるリスクがあり、手形不渡りの可能性も残る。輸出者の立場からはD/AよりD/Pの方がリスクが低く、D/AはL/CやD/Pほど安全ではないが、輸入者にとっての資金負担軽減策として取引慣行のある相手に使われる。
通関
D/A決済
Documents against Acceptance
輸入者が期限付き為替手形の引受け(支払約束)を行うことで船積書類を受け取れる決済方式。代金支払いは手形期日に行われる。
詳しい解説
実務での使い方
海外の継続取引先に対し、資金繰り上の配慮からD/A決済を提案する。60日のユーザンス手形を条件とし、手形引受け時にB/Lを引き渡す。ただし不渡りリスクがあるため、取引信用保険への加入を併せて検討する。