DPUはインコタームズ2020で旧DAT(Delivered at Terminal)から名称変更・拡張された条件だ。DATはターミナルに限定されていたが、DPUではあらゆる場所(倉庫、工場敷地、埠頭など)を指定できる。売主は指定場所での荷卸しまで費用とリスクを負担し、輸入通関・関税は買主の責任となる。売主には荷卸し能力(クレーン、フォークリフトなど)が求められるため、指定場所の荷役設備を事前に確認しておく必要がある。
フォワーディング
DPU(荷卸込持込渡し)
Delivered at Place Unloaded
売主が仕向地の指定場所で貨物を荷卸しして引き渡す条件。インコタームズ11条件のうち、売主に荷卸し義務があるのはDPUのみ。
詳しい解説
実務での使い方
プラント機材など重量物の輸出では、荷卸しに特殊機材が必要なため、荷役能力を持つ売主がDPU条件で荷卸しまで責任を持つケースがある。契約時に荷卸し場所の設備・アクセス条件を詳細に取り決めておくことが重要だ。