ラッシング(固縛)は海上輸送において不可欠な安全措置であり、コンテナ内の貨物固定とコンテナ船上のコンテナ固定の両方で行われる。コンテナ内では、ナイロンベルト(ラッシングベルト)、ワイヤーロープ、ターンバックル、角材(ショアリング材)などを使い、貨物がコンテナ壁面に接触・衝突しないよう固定する。CTUコードでは、前方0.4G、後方0.3G、左右0.5G、上方(重力方向)0.6Gの加速度に耐えうるラッシング強度が求められている。重量物(OOG貨物含む)のラッシング設計は専門のエンジニアが行い、計算書を作成する。ラッシング不良による貨物損害は保険の免責事由(梱包不良)にあたる可能性があるため、適切な固縛は保険補償の前提条件でもある。