LCLは貨物量がコンテナ1本分に達しない荷主が利用する輸送形態で、CFS(Container Freight Station)と呼ばれる混載拠点で複数荷主の貨物を1本のコンテナに詰め合わせる。仕向地側のCFSでデバンニング(取り出し)と荷主別の仕分けが行われるため、FCLに比べてリードタイムが2〜5日程度長くなるのが一般的だ。運賃はCBM(容積)またはトン(重量)の大きいほうを基準に算出され、最低料金(ミニマムチャージ)が設定されている。少量多品種の貨物や試験出荷・サンプル輸送に適しており、NVOCCやフォワーダーが混載サービスを専門的に手がけている。ただし、他荷主の貨物と同じコンテナに積まれるため、荷扱いの回数が増え、破損リスクへの備えとして適切な梱包が求められる。
フォワーディング
LCL
Less than Container Load
コンテナ1本に満たない小口貨物を複数荷主分まとめて輸送する混載形態。
詳しい解説
実務での使い方
初めての輸出先へサンプル品を送る場合や、月間の物量が数CBM程度に留まる場合はLCLが現実的な選択肢となる。フォワーダーへの見積もり依頼時は、貨物の容積(CBM)・重量(kg)・品目・仕向地を伝えることで、混載便のスケジュールとあわせて運賃を提示してもらえる。