積付係数(Stowage Factor、S/F)は貨物の嵩高さを示す指標で、値が大きいほど軽量で嵩張る貨物であることを意味する。例えば鉄鋼製品のS/Fは約0.3〜0.5m3/t、木材は約1.5〜2.0m3/t、綿花は約2.5〜3.0m3/tとなる。船社やフォワーダーは積付係数を参照して船倉の有効活用度を計算し、重量制約と容積制約のどちらが先に上限に達するかを判断する。コンテナ輸送では40フィートコンテナの最大積載重量が約26トン、内容積が約67m3であるため、S/Fが2.6m3/t以上の貨物は重量制限に達する前に容積が満杯になる。バンニング計画の策定時にS/Fを用いてコンテナ本数の概算を行う。
フォワーディング
積付係数
Stowage Factor
貨物1トンを積載するのに必要な船倉容積をm3/tまたはft3/tで表した数値。
詳しい解説
実務での使い方
大量の段ボール製品(S/F約3.0m3/t)をコンテナ輸出する場合、積付係数から40フィートコンテナ1本あたりの積載量を約22トンと概算する。実際のバンニング計画ではパレットサイズとコンテナ内寸法を照合し、最適な積付パターンを決定する。